工具を勝手に紹介するシリーズ第4段。今回はドライバーです。
ドライバーとはネジを回す工具です。
普段生活してて工具なんぞ触らん。なんて人でも、人生で使った事が無い人なんていないんじゃないか?と思うぐらい一番身近にある工具です。
そのおかげで一番種類も豊富にあります。
あまり工具に興味がない方からすれば種類が多いってどういうこと? と思うかも知れません。
ただネジを回すだけのシンプルな工具ですからね。
先ずは大きさがあります。
最もよく見るプラスドライバーでも000、00、0、1、2、3、・・・というように番号で大きさが決まってます。
標準(といってもいいのか?)は2番の大きさです。
数字が小さくなるにつれてネジも小さくなります。
メガネのツルや鼻当てなんかを止めてるネジは0や00番ぐらいですかね。
このくらいの大きさのは精密ドライバーといって、プラスチックのケースに入って大体5本くらいのセットで売ってます。
マイナスドライバーも大きさがありますが、マイナスのネジというものをあまり見ることがなくなりました。
だからマイナスドライバーはドライバーとしてよりはすき間に差し込んでこじったり、ひっかいたりといったような、作業に使用することが多いと思います。(メーカー推奨の使い方ではありませんよ)
でも、中には開き直ってチゼル(コンクリートを割ったりする工具)のように叩く専門のマイナスドライバーも販売されたりしてます。
そのほか、トルクス・ヘックス・ソケット・ポジ等々、先端の形状も様々あります。(話が長くなりすぎるので割愛します)
先端の形状以外では握り(柄)の部分も様々です。
素材がゴム系・樹脂系・木系などあります。
さらに形状も諸々ありますが、各メーカーごとに握ったときの持ちやすさの考え方の違いで本当にたくさんあります。
1000円前後で有名なメーカーのものなら大体握りやすくて先端の精度も良くて使って不満はほぼないと思います。
そこで今回私が買ったのはこちら。
ベッセル、差し替え式ドライバー No.220-3「玄人魂」です。
「くろうとだましい」ではなく、「プロコン」と読むそうです。
日本でドライバーと言えばベッセルです。(たぶん)
赤色でボールグリップのドライバーがめちゃくちゃ有名だと思います。
そのベッセルの差し替え式ドライバーです。
グリップを本体として、ネジ回し部分が抜けて違うサイズなどに差し替えることができるものです。
この手のドライバーは安いものだとグラついたりして使いづらかったりしますが、これはそういったグラつきは一切ありません。
差し込んだときも固くもなく緩くもなくて素晴らしい。
ビットは、+1、+2 、+3、マイナス、ポジの+2、+3の6種類がついてます。
このポジ用のビットがこのドライバーの売りかも知れません。
ポジとはプラスねじに×てんがついてるもので、主に輸入家具のネジに使われてます。(IKEAとか)
まだまだ日本ではそれほど普及していません。
プラスドライバーでも回せないことはないですが、すぐなめてしまうと思います。
私はこれ目当てではなく、単純にボールグリップとベッセルが好きだったから買いました。
仕事先で色んなメーカーのドライバーを使いました。
PBのドライバーも使いましたが、先端の精度は申し分ないのですがグリップ部分が滑りやすかった感がありまして、気が付けばベッセルのドライバーばっかり使ってました。(あくまで個人の感想です)
安くても良質なドライバーを作るメーカーだと思います。
ドライバー選びで迷ったらとりあえずベッセルのドライバーを買えば問題ないでしょう。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。