映画「この世界の片隅に」の原作を読みました。
上中下の全3巻。
なんだか不思議な読後感。
戦時下のとある家族の生活を描いてる(だけ)のお話です。
戦争に対して肯定も否定もなく、ただ毎日の生活を描いており、逆にそれがリアルですね。
(空襲で伏せてたらそのまま寝ちゃったとか)
でも心が揺さぶられました。
それは多分、主人公の女性の目線を外さないで描いてるからかも知れません。
すっきりしたようなしないような、哀しいような切ないような、何とも言えない感じ。
人間は無力であるけど、でも、他の人の力にもなれる。
つつがなく送る生活や営みが当たり前だけど当たり前じゃなくて幸せなことなのか?と。
近い内に映画も見たいと思いました。
漫画もオススメですよ!