軍事力などの「武力」は戦う力であり、つまりそれは言い換えれば「相手を攻撃出来る力」です。
しかし実際にそれで相手を攻撃するかしないかは別の話。
出来るか?出来ないか?です。
相手に、
「攻撃されるかも知れない」
と思わせることが出来るかが、とても重要なことです。
その方が結果的に無用な衝突を回避出来ます。
事実、支那事変の始まりとされる
「盧溝橋事件」。
この事件に始まり、日本軍側の対応がことごとく裏目に出て、「通州事件」のような民間人虐殺までされてしまいました。
相手が日本人と同じくらいに民度が高ければ武力など無くとも存分に話し合いで解決出来るでしょう。
しかしそんな国はほとんどありません。
それならばどうすればいいか?
ナメられないようにするしかありません。
抑止力として武力は必要です。
先ずは自衛隊の存在をハッキリと明記する。
安倍政権の目的である憲法改正。
日本が全うな国になるための最低限必要なことだと、そう思います。