民間人の死者は9万人以上に上りました。
これは当時の政府や軍が見殺しにしたとかよく言われますけど、戦闘が始まる前に本土へ何度も何度も輸送船を往復させて出来るだけ民間人を逃がしてます。
潜水艦の攻撃で沈没させられて犠牲者も多く出ましたが、決して見捨てたりなぞしてはおりません。
航空戦力の下では戦艦などは的にしかなりえないにもかかわらず、です。
特攻隊も知覧(鹿児島県)からこぞって飛び立ちました。
遠いのでそもそも片道分しか燃料はありません。
当時の政府や軍をことさらにおとしめたり罵倒したりする意見をよく目にしますが、今の価値観で判断するのは目を曇らせるだけだと思います。
やったこと、やらなかったことを正確に知り、いかに次へそれを生かせるかが大事なことだと思います。
民間人、軍人合わせて約20万もの日本人が亡くなられました。
戦争は悲惨です。それは間違いありません。
ですがそれで「軍事力はいらない」と言ってしまうのは早計です。
ヤツらは最終的には沖縄を手に入れることを望んでいます。
…いや、違うか。
最終的には西日本まででしたね。
そんな国が目前にいると言うのに軍事力を捨てるなど、侵略者を招き入れるということにほかなりません。
話し合えば分かってくれる。
と思いますか?
ですが現状はどうでしょう。
トップのダライ・ラマ氏は日本に亡命して来ました。
あのままいれば殺されることは明白だからです。
実際に数百万人単位の人々が殺されてしまいました。
そして「チベット自治区」として何食わぬ顔で自国の領土にしてます。
もし沖縄が抵抗しなければどうなるか?
答えはカンタンです。
チベットの二の舞になります。
「10万や20万で済めば仕方ない」
とでも言いますか?
冗談じゃない!
一人たりとも犠牲なんて強いることではないし、そもそも10万20万で済みません。