フラグ回収のはなし
仕事のはなし。
下センターのベアリング交換後、ワークの焼入れ位置がバラついてるとのこと。
大きくて3ミリほど。
3ミリ?
…と思うかも知れませんがうちの会社内はマイクロメートルが当たり前の世界なのでミリは尋常ではありません。(゚Д゚ )
とは言ってもこの機械はそこまでではありません。
でもせいぜい0.1ミリの誤差以内。
上下の位置が変わるのでシリンダーを交換したけどダメ。変わる。(゚Д゚ )
…正直なところこれぐらいしか関係するものが無いので原因解明まで時間がかかりそうだと思いました。
しかし動きをよく観察します。
下から見たとき、原因が分かりました。
「軸が上下に動いてる…?」
軸は動くのは動くのですが、固定されて動かないところが上下に数ミリ動いていました。
通常はそんな動きはしません。
ハンマーで叩いてギュッと留めてるので動きようがありません。
しかし動いてる…。(゚Д゚ )?
ギュッと留めてるのにすき間があります。
部品はしっかり留めたにも関わらず動くということはカラー的なものがあったに違いありません。
図面を確認しても確かにそれらしいものが存在してます。
しかしそんなものを外した覚えも付けた覚えも無く…。
とりあえずそのすき間を測ってみるとそのちょうどズレていた分とドンピシャです。(゚Д゚;)
…やってしまった。(゚Д゚;)
規格に入らなかったりしてるのでこの3・4日の間に生産した数千個が全てでは無いにしろ、ゴミに。(゚Д゚;)
とりあえず落としたのかも知れないので機械の下とか周辺を探しますがそれらしいものは全く見当たりません。
無いはずは無いのですが見当たらないならしょうがないので代用出来そうなものを探します。
ちょっと幅があるけど適当なベアリングがあったのでこれを代用。
ガタが無くなりました。
…(゚Д゚;)
言い訳すると逆さまでやりづらくて見えにくい箇所だったので…。(゚Д゚;)
組んだ後は指差し確認した方がいいですね。
(。-ω-)