つまらない仕事のはなし。
ある機械のパトライトの緑色が点きっぱなしとのこと。
通常は自動運転時のみ点灯するハズが電源入れただけで点いてしまう。
現場でメーカーとやり取りして色々やったようで、
・パトライトの赤とか黄色とかと入れ替えてみる。
→変わらない。緑点きっぱ。
・出力接点抜いてみる。
→変わらない。緑点きっぱ。
・他の同じパトライトの緑と付け替えてみる。
→正常に動作。この機械に付けた緑は点きっぱ。
・他の接点に変える。
→変わらない。点きっぱ。
………はあ?(゚Д゚ )
出力抜いたのに光るってなによ?
そうなるとパトライトの中で導通しちゃってるしか考えられないけど、でもその緑が壊れてる訳ではないみたい?
他の機械に付ければ正常にON/OFFするし…。
とりあえずパトライト外して電圧チェック。
緑に電圧が来てる。16Vぐらい。
えらい中途半端だな…。(本来は24V)
出力線抜いてみる。
16V来てる。
……は?(゚Д゚ )
いやいや、空気を伝うわけじゃあるまいし…。
と思いよーく見てみると、出力線が分岐されてます。
辿ってくとリレーの+側に入ってる。
…おかしい。この出力はマイナスなのに。
事実リレーのマイナス側にはちゃんとマイナスコモンが配線されてる。
つまりマイナスマイナス同士が結線されてる、ということになる。
とりあえずそれを抜いてみる。
→消える。
電圧もゼロへ。
…つまりリレーのコイルを通って微弱な電気が流れていた?ということ?
現場の人の話を聞くとどうやら過去に後付けで追加した回路の1部らしいとのこと。
メーカーに問い合わせしてIO基盤まで替えたのに…。
まあ基盤替えて直らないから辿り着けたとも思うけど。
なんともやるせない。
くだらない理由だったけどまあこんなもんだよね。( ´-ω-)
1歩間違えば泥沼にハマりそうだったので危なかった。( ̄▽ ̄;)
基本に忠実に1から調べ直すのが結果的に早く真実に辿り着けたと思いますので基本は大事ですね。( ´ ▽ ` )ノ