つまらない仕事のはなし。
とある焼入れ機。コイルの中の冷却水の流量が足りないという異常が頻発するとのこと。
流量スイッチやそのホースやポンプまで交換してみたけどさほど変わらず…。( ´-ω-)
6個ぐらいあるスイッチの中でもある1つが特に流量が低いようで毎回ほぼそのスイッチの異常。
たぶんもうホースではなくてその先に繋がってる銅管で出来たコイルの中が汚れてるんだと思う…。
汚れ…、とは言うけど、途中まで鋼管なのでその内側のサビが流れて来て堆積してる類いです。
何か高圧のもの、例えば増圧したエアとかで押し出すか？
管の内側にこびりついたものはあんまり効果が見こめません。( ´-ω-)
何かサビをはがすようなものは無いか？
…と思い職場を探してみると、効きそうなのが2つ。
スラッジスプレーとサベスSP。
スラッジスプレーはひらたく言うとブレーキダストクリーナーで、鉄粉などに反応して紫色になるものです。中性。
サベスSPは錆びとり剤。酸性（酸性度1～2）。
外したポンプの内側のカチカチなサビにかけてみましたけどあまり時間をかけなかったのでどっちが良いのかはよく分かりませんでした。
どっちもかけたあとは黒っぽくなるし…。
でも後で思うとスラッジスプレーは表面の粉っぽいものにしか効いてない感じでした。
サベスは浮いてくるまではなかったけど、柔らかくはなった感じです。
とりあえずサベスを水で希釈してそのコイルの中を循環させてやればキレイになるのではないか？
と思い適当にポンプを探します。
現場におもちゃみたいなのが転がってましたが試運転してみると結構な流量と圧力。
(ﾟДﾟ )
これをホースに繋げて、ペール缶に希釈水を入れ、スイッチオン！
出てきたけど…、なんか弱い。(￣▽￣;)
あれ？こんなもん？
それだけコイルの中が細くなってるということだろうか？
このまま放置してお昼。
～お昼あと。
…見た目には変わらず。(￣▽￣;)
でも言われてみれば一番初めよりはちょっと流量が増えたような？
よく分かりません。
ただペール缶の水は黒くなってました。
だから取れてるのかなあ？
まあ、とりあえず循環させてみないと分からんよね、
…ってことで続きます。( ・ω・)
