つまらない仕事のはなし。
とあるバラし機械。
ワークを掴んで敷板から取って分ける機械なんですが、チャックで掴むためある程度ワークの大きさとかは固定されます。
それに掴みそこねも頻発…。だからチャック式からマグネット式へ変更して欲しいとの改造依頼。
…カンタンに言ってくれるな。(゚Д゚)
とりあえず疑問に思ったことを聞いてみました。
Q:なんで掴み損ねるんですか?
A:ツメが合わないから。
Q:ツメは替えないんですか?
A:作ってないから無い。
Q:なんで作ってないんですか?
A:図面が無いから。
等々…。( ̄▽ ̄)
いや、元々手作りの機械だから図面無いの当たり前だし。ナイロンなんだから切ったり削ったり出来んだろ、と。
思ったけど言えませんでしたけども。
やる気は湧かないけどやるしかありません。ちなみに上下シリンダも貧弱なので別の物へ変更してくれとのこと。
先ずは材料集め。
もう動かない機械とか無くなった機械の使わない予備品とかからかき集めて来ます。
それを切ったり穴開けたりして組み合わせ。
マグネットもちょうど良さそうなのがあったのでコントローラ事頂戴。
それを後輩と一緒に交換して行きます。
ある程度出来たらプログラムを考えます。
材料集め+組み上げ → 2日ぐらい。
交換+プログラム変更 → 1日。
なんとか終わらせました。( ´ ▽ ` )ノ
しかし暑かった…。
たぶん会社で1番暑い所だと思う。
炉と炉に挟まれた所だったし。(´-ω-`)
その後調子良く動いてたので大丈夫そうです。
ホントは冬にやりたかったですねえ…。(´ -ω- )