ジムのウェブ日記帳

保守に目覚めたアニメ特撮好きなおっさんの日記。毎日(無駄に)更新中~( ̄▽ ̄)/

お盆

今日は約1ヶ月ぶりにばーちゃん家(私の実家)へ行って来ました。
同じ県内に住んでて、車で1時間の距離です。
じーちゃん(つまり私の父ですね)はすでに他界。
私の妹夫婦も来て、にぎやかなひとときを過ごしました。

まあ、普通すぎてこれと言って書くこともないので、
お盆ですし、亡くなった父についてでも記そうかと。

私は3人兄妹の真ん中で、兄と妹がおります。
兄は1言えば10分かるような、天才です。
妹は誰からも好かれる、愛嬌があります。
父は、兄と妹がとても可愛くて仕方ないようでした。

私は、内気でうじうじしていて、とても兄と同じようには出来ず、
また、妹のように愛嬌がある訳ではなかったので、
いつも怒られてばかりでした。
父としては、
次男は家から出ていって社会に揉まれるため、強くならないといけないため、少し厳しくなってしまった。
とのことです。
私にとってはいい迷惑です。
成人して働きだしてからは、もう怒られるといったこともなかったのですが、今度は小言が始まりました。
ですので、私は父が嫌いで仕方ありませんでした。
父が死んだって悲しみなんかないだろうとさえ思ってました。

そんな父にガン(ファーター乳頭ガン)が見つかり、
でも幸いにも発見が早かったため、大事には至りませんでした。
しかし、その数年後、肺に転移しかかっており、結局は肺炎で亡くなりました。
病院のベッドの上で事切れた父を見ると、流石に胸にこみ上げるものがありました。
意外でした。
自分は大丈夫だろうと思っていましたので。
でもやはりそこまでで、母や兄、妹のように涙を流すことはありませんでした。
しかしまあ、家族の誰よりも冷静でいられたおかげで、
その後の葬式の段取りなど、割りとこなせたと思います。
私の奥方と、兄の奥方にも感謝です。
サポートに徹してくれたので本当に助かりました。
なにせ会社の半分(400人ぐらい)が弔問に訪れるほどの葬式でしたので。
とても疲れました。
その後、父が死んだことにより、家族のまとまりが消えかけますが、それはまた次の機会にでも。

それから、私も父親になりました。
ですので、少しは父の言っていたことが分かってきたとは思います。
分かりはしますが、でもやはり私はまだ父が嫌いです。
でもこれは、亡くなってなお、父にワガママを聞いて貰っているのかも知れませんね。