昨日、おとといに続きましてもう一つ、
8月9日はソ連が日本との不可侵条約を一方的に破って日本へ侵攻を開始した日でもあります。
あと数日で終戦となるにも係わらず、北海道より北の大地で戦端が開かれたのです。
樺太や千島列島に駐留していた日本軍は民間人が逃げられるように時間稼ぎのため反撃をしますが多勢に無勢過ぎました。
ドイツを降して破竹の勢いのソ連を最早日本では抑えられませんでした。
しかしその間に終戦を向かえアメリカの占領が始まったので北海道は獲られずに済みました。
これが現代にも続く北方領土の実効支配です。
日本の周りは油断のならぬ国ばかり。
戦争はしてはいけない訳ではありません。
国際法でも認められている外交における最終手段です。
「いけない」
のではなく、
「愚か」
であるということ。
そして日本では「いけない」ことは教えるけど具体的にどうすれば戦争を回避出来るか?
と言うことはほとんど教えません。
こちらが手を出さなければ、それは確かに戦争にはなりませんね。
ただ、その場合は「侵略」されるということ。
攻められても尚、戦争はダメだから手を出さない、出さなければ向こうも攻撃をやめるだろう。
…と、本当にそう思いますか?
残念ながら、そういう話を聞きそうな相手ならばそもそも侵略して来たりはしないと思います。
侵略させないようにするにはどうすればいいか?
相手に、手を出したら「損する」と思わせることが重要です。